2024年12月19日(木)
神奈川県被災者支援機関連絡会議(以下、連絡会議)の活動の一環として、「令和6年度 行政・社協・NPOなど多様な主体による被災者支援のための連携訓練ワークショップ」を、かながわ県民センター2階ホールで開催しました。
参加者は52名。連絡会議の構成員である神奈川県(くらし安全防災局危機管理防災課、福祉子ども未来局地域福祉課、政策局NPO協働推進課、かながわ県民活動サポートセンター)、県社会福祉協議会、県共同募金会、NPO法人神奈川災害ボランティアネットワークに加えて、災害時の支援活動に関わる県域の専門団体(日本赤十字社神奈川県支部、かながわ国際交流財団、県生活協同組合連合会、かながわ災害士業ネット、県弁護士会、県栄養士会、平塚青年会議所)、市町村行政(2自治体)、市町村社会福祉協議会(6組織)に参加いただきました。また、認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)に連携訓練の講評をお願いしました。
この連携訓練は、多様な支援機関が災害時に連携して、被災者の多様なニーズに沿った効果的な支援活動ができることを目指して実施しているものです。一昨年、昨年と続き、今回が3回目となります。参加者はグループに分かれ、災害フェーズごとの各組織の動きを確認するワークや、付与された状況をもとに被災者の困りごとや解決策を話し合うワークなどを行いました。
初めて参加した方からは「ふだん接点の無い団体のことを知り、関わりができて良かった」「多様な機関と災害について考えられる良い機会になりました」といった感想が寄せられました。また、連携訓練をより良いものにするアイデアとして、「各市町村の団体(行政、民間団体、社協)がブロックごとにできるよい」「民間団体の参加を増やしたい」といったご意見もいただきました。
みんかなは、今後も連絡会議の構成員・事務局として、災害に備えて県内外の多様な支援団体とのネットワークの強化、コーディネーションの仕組みづくりを、皆様と協力して進めてまいります。