災害に備えた行政、社会福祉協議会(災害ボランティアセンター)及びNPO等の多様な主体による連携を推進する地域学習会【県央地域】
2021年10月19日、県央地域(相模原市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村)の市町村行政職員、社会福祉協議会職員、市民活動支援センター職員、地域内の被災者支援活動に関心のあるNPO・団体・大学等の関係者の方を対象に、オンラインで学習会を開催しました。
本学習会は、県内で広域災害が起きた際に、抜け・漏れのない被災者支援活動につながるよう、多様な組織間が連携し、平時からの関係づくりを推進することを目的としました。当日は、県央の複数の市町の行政、社会福祉協議会、NPO・大学等民間団体の関係者など60名がオンライン上で集まり、3つのテーマで話題を共有し、小グループに分かれて交流を行いました。
参加者アンケートには「連携の必要性を感じた」「日頃から顔の見える関係を作ることが大事」といった声も多く寄せられ、回答者の9割以上が、こうした広域での学習会の開催が様々な主体間の連携を進めるきっかけとして「有効と思う」と回答しています。地域の多様な主体が日頃から顔を合わせて災害時の取り組みについて意見交換する機会が今後も継続することが期待されます。
【当日の内容】
・話題提供1「県央地域における大規模被害想定」「行政、災害ボランティアセンター及び NPO・団体等の災害に備えた三者連携の必要性」(みんかな 伊藤)
・話題提供2「台風 19 号被災時の災害ボランティアセンターの動きについて」(相模原市社会福祉協議会 山地氏、櫻井氏)
・話題提供3「多様な被災者の困りごとに応えるNPO・団体等とは」「災害時における三者連携による情報共有会議の整備に向けたネットワークづくり」(みんかな 手塚)
・グループトークと全体共有