「みんかな」とは
みんかなは、「災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ」の通称です。
「みんかな」発足の経緯
東日本大震災以降、熊本地震や西日本豪雨での災害復興の経験から、大規模災害時には災害ボランティアセンターだけではない幅広い民間支援団体による長期の災害復興支援が必要との認識が広がるなか、神奈川県では、かながわ県民活動サポートセンターが中心となり、内閣府提案に沿って三者連携体制の構築をめざすために会議の開催が呼びかけられ、これに応じた県社会福祉協議会、県共同募金会、県内の中間支援団体等3つのNPO(一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ、認定NPO法人市民セクターよこはま、認定NPO法人かながわ311ネットワーク)が集まり、令和元年8月より神奈川における三者連携のあり方や研修会の検討を始めました。
同年12月に県民センターで開催された「災害時における三者連携・協働に向けた研修会」には、県内自治体、社会福祉協議会、中間支援団体、災害ボランティア団体、専門団体等から100名を超える参加者が集まり、災害に備えた平時からの顔の見える関係づくりや、幅広い団体による情報共有体制の必要性が認識されました。
これを機に前述のNPO 3団体が、令和2年4月に「災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ(準備会議)」を発足させ、神奈川県内が大災害の被災地となったときに備え、被災者のくらしの復興をさまざまな団体が連携して長期に亘り支える仕組みをつくるため、県内の団体等の連携・協働を進めるネットワークづくりを進めています。
「みんかな」の活動
研修・学習会
災害・復興時の被災者支援活動において、ボランティア・NPO・民間団体による活動の広がりや、NPO等と行政・社会福祉協議会が連携することの重要性を関係者が集まり共に学んでいます。
(これまでの主な活動)
・災害時の子どもの居場所づくりワークショップ~災害時の子どもにやさしい空間作りと心のケアを学ぶ~(2022年12月)
・令和4年度 災害ボランティアセンター担当職員等研修会および県西地域学習会(2022年11月)
・災害時要配慮者支援について学ぶ勉強会(2022年8月)
・マルチセクターによる被災者支援を考える勉強会(2022年3月)
・市民社会ネクストステージ研究会・災害支援部会を開催(2021年7月・12月)
・県央地域でオンライン学習会を開催(2021年10月)
・横浜市と協働で勉強会を開催(2021年3月)
・横須賀三浦地域でオンライン学習会を開催(2021年2月)
最新の「研修・学習会」の活動は⇒こちら
フォーラム/調査・情報収集・発信
災害時を見据えた平時からの連携を進めるため、フォーラムの開催、WebやSNSで各種取組みを情報発信しています。
(これまでの主な活動)
・災害時の連携を考えるかながわフォーラム2023を開催(2023年2月)
・【調査報告】災害への備えと支援活動に関する実態調査(神奈川県内NPO法人対象)
・災害時の連携を考えるかながわフォーラムを開催(2022年1月)
・市町村の災害時連携体制に関する調査を行いました(2022年11月)
・【調査報告】NPO・市民団体向け「新型コロナウイルス感染拡大の影響と対応に関する緊急アンケート」(第2回)
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ネットワーキング
定期的に会合を開催して、神奈川県における災害時の支援連携のあり方について、さまざまな団体と情報交換を行っています。
(これまでの主な活動)
・被災者支援のための行政・社協・NPOなど多様な主体による連携体制構築に係る訓練(図上演習)(2022年12月)
・災害時支援活動にかかわる民間団体との情報交換(2021年度)
・協働部署や連携団体との会合(2021年度)
・横須賀三浦パートナーシップMtgに参加(2021年11月)
・災害復興くらし応援・みんなのネットワークかながわ準備会議を立ち上げました
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